オデッセイ(RC1、RC2)とオデッセイハイブリッド(RC4)のサービスマニュアルを見てみると、タッチパネル式エアコンには自己診断機能がついているみたいです。この自己診断機能を使うことで、エアコンが故障した時にどの箇所が壊れているかを特定できるという便利機能です。
オデッセイ(RC1,RC2)オデッセイハイブリッド(RC4)のエアコン自己診断機能の呼びたし方
1. POWERスイッチをOFFモードにしてからONモードにする。
2. ON/OFFアイコンを押しながら10秒以内にリヤ デフロスタ/ミラー ヒータ アイコンを5回押す。全LCD セグメントが2秒間点灯し、その直後自己診断を開始する。
自己診断の操作は、POWERスイッチONモード後、1回のみ有効である。
3. 自己診断終了後、現在異常がある場合は、設定温度インジケータ‘‘88’’の故障箇所に対応したエラー コードを表示する。1秒間エラー コードを表示し、0.5秒間の表示OFFを挟みエラー コードを繰返し表示する。また、故障箇所が複数ある場合は、エラー コード順(03からC3順)に表示し、すべてのエラー コードを表示した後、最初のエラー コードに戻る。異常がない場合は、‘‘no’’を表示する。
エアコン自己診断機能の解除方法
1. 以下の操作を行うことで通常操作に復帰する。
POWERスイッチをOFFモードにする。
自己診断結果が正常‘‘no’’を表示中に任意のアイコンを押す。
故障コード履歴のクリア方法
1. POWERスイッチをOFFモードにしてからONモードにする。
2. AUTOアイコンを押しながら10秒以内に、フロント デフロスタ アイコンを5回押し、そのままAUTOアイコンを5秒間押しつづける。
3. 履歴がクリアされるまでの間、フロント デフロスタ インジケータが点滅する。履歴がクリアされると通常操作に復帰する。
4. 再度、故障コード履歴の呼び出しを行い、故障履歴箇所が残っていないかを確認する。
まとめ
エアコンの自己診断機能はめったに使用することはありませんが、エアコンの調子が悪いかな?と思った時にディーラーに行く前にある程度原因がわかるのでこんなこともできるということを知っているといいですね。