オデッセイハイブリッドを検討するにあたり、気になるのはやっぱり維持費ですよね。ということでオデッセイのガソリン車とハイブリッド車では維持費を試算検討してみました。
比較検討するグレード、仕様は?
ガソリンモデルとハイブリッドモデルを比較、検討するにあたって両車装備、グレードが近い仕様になる条件で検討します。今回はオデッセイアブソルートの7人乗り仕様でホンダセンシング付き、両側電動スライドドア仕様です。
オデッセイガソリンモデルとハイブリッドモデル維持費の差は
ガソリン車とハイブリッド車での維持費の差ですが、大きく分けて下記の3つに分けられます。
- 車両本体価格の差
- 税金の差
- 燃費の差
車両本体価格の差
オデッセイアブソルート7人乗り、ホンダセンシング付き、両側電動スライドドアの仕様でガソリン車は3,404,440円です。オデッセイハイブリッドアブソルートは3,866,400円です。この時点でハイブリッド車の方が、461,960円高い計算になります。
税金の差
次に税金の差を計算します。まず車を購入するときに課税される「自動車取得税」と「自動車重量税」で差が発生します。
自動車取得税ではガソリン車は「45,500円」、ハイブリッド車は免税の「0円」です。
自動車重量税ではガソリン車は「22,500円」、ハイブリッド車は免税の「0円」です。
3年目の初回車検での自動車重量税の金額も異なります。ガソリン車は「15,000円」、ハイブリッド車は免税の「0円」です。ハイブリッド車の方が税金額は83,000円安くなります。※独自調べ
この時点で車両本体価格から自動車取得時の税金の差を差し引くとその差は「378,960円」になることがわかりました。この金額がどれだけの期間でペイできるかが気になるところです。
あと忘れていけないが毎年の自動車税です。ガソリン車は排気量が2400ccなので年間45,000円、ハイブリッド車は2000ccなので年間39,500円となり、毎年5,500円ハイブリッド車の方が維持費が安くなります。
燃費の差
ガソリン車とハイブリッド車で一番大きな差が燃費ですよね。月800キロ走り、レギュラーガソリン価格を120円、オデッセイガソリン車の燃費を9km/L、ハイブリッド車の燃費を17km/Lとして試算してみました。
この試算だとガソリン車とハイブリッド車との差を埋めるためには約7年乗り続けないと元が取れないことが判明しました
ガソリン車とハイブリッド車比較まとめ
同じアブソルートグレードでガソリン車とハイブリッド車でぼくの年間走行距離で試算した場合、約8年程度で車両本体価格の差が埋まる計算となりました。グレードによって差は異なりますが、ガソリン単価と年間の走行距離にもよりますが、年間一万キロ程度走る方であれば6〜7年で元が取れる計算になります。
オデッセイハイブリッド車は経済的に優位性がある点も重要ですが、走行時の静寂性や動力性能なども魅力の一つになるとおもますので、トータルでガソリン車と比較して検討してみることをおすすめします。